日帰り登山の持ち物【入門】【一覧】

日帰り登山の持ち物【入門】【一覧】

日帰り登山の持ち物

日帰り登山といっても、登る山、コース、季節によってまちまちです。
ここでは雪のないシーズンの往復6時間位のコースで考えてみましょう。

ザックに入れて持っていくものを挙げますが、ファストパッキング的な考え方で重さや大きさなども考慮してなるべく荷物を軽く小さくすることもテーマとしていこうと思います。
服装や靴などももちろん必要ですがそれは他で書いていますので参考にしていただければと思います。

 

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必須な物

登山に行く上で安全性を考えて確実に必要なものです。

レインウェア

重さ:300グラム
大きさ:500mlのペットボトル2本分くらい

レインウェアは天気が良くても必要です。山の天気は変わりやすいのでお守りとしてザックに常に入れておきましょう。
ウインドブレーカーとしても使用できますので、休憩の時に羽織る使い方もできます。
オススメのレインウェアは違う記事で紹介させていただいていますのでそちらを参照していただければと思います。

【おすすめ】登山のレインウェア選び方【カッパ】【ファストパッキング】

 

ダウンジャケット

重さ:200グラム
大きさ:500mlのペットボトル1本分くらい

ダウンジャケットと言っても軽量のものです。登山ブランド各社から販売されていてとても軽量で小さくなります。
役に立つことも多いので、特に寒がりの方は確実に用意しておくことをオススメします。
もしかしたら怪我をして動けなくなるかもしれません、遭難して一晩山の中で越すことになるかもしれません。夏山といえど夜は寒いです。

山の中では夏でも夜は寒いです。その時のために備えで持っていくべきだと思います。
基本的に気温というのは100メートル標高が上がるたびに0.56℃下がります。1000メートルだったら5.6℃下がります。また風速1m/sで体感気温が1℃下がります。
平地が20℃でも10℃位になることは普通なわけです。

ユニクロのウルトラライトダウンでも構いませんが、やはり登山ブランドから発売されている物の方が軽いし小さくなるし温かいです。
山以外でも使える場面が多いので購入をオススメします。

出典「mont・bell

重さ:1300グラム
大きさ:500mlのペットボトル2本分くらい

水は絶対必要です。場所によっては水場があったり山小屋で買える場合もありますが、水場が枯れていることもあるし山小屋で売り切れている可能性もあります。自分で飲む分は自分で持っていきましょう。
季節にもよりますが650mlの水のペットボトル2本位は最低必要です。汗を良くかく方は夏なら2リットル位持っていったほうが良いでしょう。

水の他にはミネラルなどが豊富な麦茶もいいと思います。
スポーツドリンクはあまりオススメしません。どうしても飲みすぎてしまいます。

伊藤園 健康ミネラルむぎ茶 600ml×24本

食料、行動食

重さ:1000グラム
大きさ:500mlのペットボトル2本分くらい

食料は文字通りご飯です。お昼ごはんとしてパンでもおにぎりでも好きなものを好きなだけ持っていったら良いと思います。余裕を持って少し多めに持っていくほうが安心できます。

行動食は歩きながら簡単に食べることのできる物を言います。チョコレートやナッツ類、ドライフルーツなどもいいです。手軽なのはカロリーメートなどのバー類です。
私はスポーツようかんをオススメします。カロリーやミネラルを手軽に補給することができます。

何も食べずに歩き続けているとハンガーノックという状態になります。登山は思ったよりも消費カロリーが多くパワー不足になり動けなくなってしまいます。
休憩のたびに何かを食べる位の気持ちでいましょう。

井村屋 スポーツようかん あずき 40g×10個

ファーストエイドキット

重さ:50グラム
大きさ:小さい

これも持っていったほうが良いです。
頭痛薬食あたりの薬テーピング絆創膏など必要になることはありますので準備しておきましょう。
テーピングは穴を塞いだり意外に様々なことに使えます。

ヘッドライト

重さ:100グラム
大きさ:小さい

山の中で日没を迎えると想像以上に位です。ライトがないと動けなくなります
自分の場所を知らせるためにも必要です。確実に持っていきましょう。
最大光量200ルーメン位のものを用意しておくのが無難です。暗いと持っていてもあまり意味がありません。

Black Diamond(ブラックダイヤモンド) コズモ250 BD81050 ブラック

地図、コンパス

重さ:100グラム
大きさ:小さい

いざという時に必要です。地形がどうなっているか道に迷った時に必要になります。
地図に関しては現在スマートフォンでも購入が可能です。GPSと連動していて自分の位置も確かめることが可能なのでとても便利です。有名なのは山と高原地図です。
バッテリー切れや故障の可能性もあるので紙の地図もあった方が無難です。

山と高原地図 槍ヶ岳・穂高岳 上高地 (山と高原地図 38)

トイレットペーパー、ゴミ袋

重さ:150グラム
大きさ:大きさ:500mlのペットボトル1本分くらい

色々なことに使えます。山のトイレには紙がないことも多いです。
ザックに入れておけば安心できるでしょう。
また、ゴミ袋も必ず持っていきましょう。山に残して良いものは思い出だけです。マナーを持って楽しみましょう。
大きいジップロックがおすすめです。百均などで安価に手に入りますし、密閉できるので汁物を捨てるときも安心です。

防水バック

重さ:30グラム
大きさ:小さい

防水のスタッフバッグです。
ザックと同じ大きさのものを購入して荷物全てを入れるか、ダウンジャケットなどの濡らしたくないものだけを入れるか好みのサイズを買いましょう。
私はザックと同じサイズのもの使っています。レインカバーより確実に浸水を防ぐことができます。

[ザ・ノース・フェイス] パーテックス スタッフバッグ2L NM91903 ブラック

あると便利なもの

確実に必要というわけではありませんが、あったら便利なものを紹介します。

トレッキングポール

ストックです。手も使うことにより4WDになり歩くのが楽になります。
特に膝が悪い人は持っていったほうが良いと思います。うまく使えば下りでの膝への負担が半減します。
Amazonなどで安く手に入れることができます。

日焼け止め

太陽に近いからか登山はとても日焼けをするものです。
肌を焼きたくない方は休憩中に塗り直しましょう。

サングラス

日差しも強いのであると便利です。

帽子

必須に入れても良かったかもしれません。樹林帯の多い山にはあまり必要ないですが、稜線を歩く場合はあった方が良いです。
雨が降ったらザックにしまってレインウェアのフードを被るので防水の必要はないと思います。

手袋

朝などは夏でも寒いです。また雨が降ったりすると必要になります。
防水のものを持っていると安心できます。

タオル

汗を拭いたり首に巻いて日焼けを防いだりと便利です。
濡らすと冷たくなるものなど便利な機能が付いているものもあります。

バーナー、コッヘル

バーナーはガス缶で日を起こすもので、コッヘルは軽量の山用の鍋のようなものです。
山で温かいものが食べれると安心できます。重量に見合うリターンはあります。
頂上で食べるカップラーメンが美味しいというのは本当です。バーナーを持っていって是非試して見てください。
ただ、食べ残しのスープは捨てないようにして下さい。マナー違反です。スープを飲み切る自信がない方は味噌汁がおすすめです。

私はインスタント味噌汁とおにぎりのセットが好きです。しじみの味噌汁にはオルニチンというアミノ酸が豊富なので疲れた体に染み入ります。

実際のパッキングサイズ

私がすぐ用意できるものでパッキングしてみました。水と食料を加えてませんが、入れることのできるスペースは空いています。
使用したザックの容量は5リットルですが問題ありません。私は色々試した結果トレーニング的な登山の時はこのサイズが一番使いやすいと思っていますが、最初はもう少し余裕のあるザックを買うほうが良いと思います。

まとめ

ここで挙げたもの以外もお金や保険証、スマホなど普段持ち歩いてるものは持っていって下さい。
何度も登山をしていると自分に必要なものや必要のないものがわかってくると思います。
ここで書いている一覧はあくまで私にあった物です。参考程度に考えて頂いて、今後登山を続けていく上で自分の持ち物一覧をブラッシュアップしていっていただけたらと思います。

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