ジャパニーズウィスキーを定価(最安値)で購入する方法【山崎・竹鶴・響】

ジャパニーズウィスキーを定価(最安値)で購入する方法【山崎・竹鶴・響】

ジャパニーズウィスキーの中でもビンテージ物は近年世界で価格が高騰し続けています。ジャパニーズウィスキーは原酒の枯渇により、2020年現在、ビンテージ物はほとんどが終売しており、まっとうに供給されるのは、10年後の2030年といわれています。また、インドや台湾のウィスキーの台頭などもあり、ウィスキー界全体の需要は高まる一方です。そんな未来が明るいジャパニーズウィスキーですが、比較的購入しやすい日本でも定価で購入することは至難の業です。今回はそんなジャパニーズウィスキーを定価(なるべく安く)で購入する方法をご紹介します。

プレミアが価格のジャパニーズウィスキー

山崎

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山崎は、日本で最も有名なジャパニーズウィスキーです。10年前は大手チェーン居酒屋のモン〇ローザ系列でも販売されていましたが、現在はなかなか販売されているところも見ることがありません。

白州

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響は山崎、白州と違い、ブレンデッドウィスキーです。飲みやすく誰しもに愛されています。

竹鶴

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イチローズモルト

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駒ヶ岳

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宮城峡

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余市

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他にもたくさんありますが、今回は有名どころの上記8種について調査しました。

ヤフオク・メルカリでの販売

購入確率 :★☆☆☆☆
レアリティ:★★★☆☆
価格   :★☆☆☆☆

大半がしっかりとプレミア価格で販売されています。購入するよりプレミア価格の相場を調べるのにヤフオクやメルカリは最適です。
もし、購入する場合は偽物を掴まされないように要注意です。開封済みの場合はまず中身が違うことを疑ってください。
未開封でも中身を入れ替える手段はいくらでもあります。
また、保存状態もピンからキリまでです。信用のあるアカウント以外からは購入しないことをお勧めします。

賑わっていないBARで売ってもらう

購入確率 :★☆☆☆☆
レアリティ:★★★☆☆
価格   :★★★☆☆

販売数の少ないBARではジャパニーズウィスキーの在庫が余っているとよく伺います。実際にBARの閉店時に譲ってもらった話や、あまり出ないので、売ってもらったという情報がいくつかありました。
おそらく、売ってもらえるのは相当な常連さんと思われます。いきつけのBARがある方は聞いてみるのも1つの手かもしれません。

ドン・キホーテでの販売

購入確率 :★★☆☆☆
レアリティ:★★☆☆☆
価格   :★★★★☆

ドン・キホーテは一般的なスーパーの中でも比較的にジャパニーズウィスキーが販売されていることが多いようです。
ビンテージものよりも、ノンエイジの山崎や白州が販売されることが多いようです。
また、ドン・キホーテは安さの殿堂だけあって、プレミア価格などでの販売ではなく定価で販売されるという情報が多数ありました。

2020年6月現在では、ドンキーでは山崎のNAがプレミア価格の1万円で販売されています。

今後定価で販売される可能性は少なそうです。

百貨店の販売

購入確率 :★★☆☆☆
レアリティ:★★★★☆
価格   :★★★★☆

一般的なスーパーや酒屋では取り扱えないような高価なジャパニーズウィスキーが目玉商品としてセット販売されることが多々あります。
定価ではありますが、セットで100万円を超える商品が多いです。そして、基本的に抽選販売ですので、購入できる確率は非常に低いです。
お金に余裕がある方や、投資目的でジャパニーズウィスキーを購入する方は百貨店の販売がおすすめです。

インターネットで購入する場合は、東急百貨店がおすすめです。

頻繁にリストックしています。

ウィスキーくじでの販売

購入確率 :★☆☆☆☆
レアリティ:★★★★★
価格   :★★★★★

ウィスキーくじでは、ジャパニーズウィスキー限定の販売もあり、結構な確率で購入可能です。

ただし、即完売となりますので、発売するタイミングで即購入する必要があります。

ウィスキーくじを販売している店舗は以下2店舗です。

ウィスキーライフ

リカマンショップ

酒屋での販売

購入確率 :★★★☆☆
レアリティ:★★★☆☆
価格   :★★☆☆☆

地元の酒屋さんで偶然入荷した山崎や、響に出会えたという情報が多数ありました。特に多かったのは以下条件を満たす酒屋さんです。
・首都圏ではない
・地元では有力な酒屋さん

イオンでの販売

購入確率 :★★★★☆
レアリティ:★★☆☆☆
価格   :★★★★☆

こちらが一番のおすすめです。以外にもTwitterなどでジャパニーズウィスキーの販売情報が最も多かったのがイオンでの販売でした。
また、イオンではノンビンテージだけでなく、山崎12年などのビンテージ物も販売されていたという情報もありました。
特に情報量が多かったのが年始の初売りの時期の販売です。

なぜイオンでジャパニーズウィスキーが販売されるのか

メーカーの友人に問い合わせて聞いてみました。
イオンで販売される理由は、「単純に販売量が多いから」とのことです。
サントリーやアサヒなどのメーカーは、酒屋や、大手販売代理店(イオン)などにジャパニーズウィスキーを販売します。
ジャパニーズウィスキーの在庫に限りがあり、需要に対し供給が追い付いていないことはことはメーカー側は、重々承知しています。
しかし、メーカー側には希望小売価格というものがあり、どこの業者さんに卸したとしても儲けは同じなのです。
そこで、何を考えるのかというと、今後の営業活動が有利となるようにジャパニーズウィスキーを利用することです。
メーカーにとって、最も大切なお客様は、ジャパニーズウィスキーに限らず、たくさんの製品を売ってくれるお客様です。
日本で最もメーカーのお酒を販売してくれるのは、イオン系列ですので、自ずと最もイオンにジャパニーズウィスキーが集まるのです。

イオンの次にジャパニーズウィスキーが集まるのは有力な酒屋さん

そして、次にどこにジャパニーズウィスキーが集まるのかというと、有力な酒屋さんです。
メーカーと酒屋さんの力関係は、一見メーカーさんの方が強そうですが、酒屋さんの方が圧倒的に強いです。
むしろ、メーカーの営業さんの接待相手が酒屋さんなのです。なぜかというと、キリンや、サッポロ、サントリーさんなどの、大手メーカーさんが酒屋さんにお酒を売り込みに行きます。
そして、酒屋さんがどのメーカーをどれくらい購入するかによって、メーカーの業界シェアに大きく影響を与えるからです。

酒屋さんも自身の常連さんや、酒屋さんとしてのステータスを保つためにも、ジャパニーズウィスキーを販売したがります。
そこで、メーカーの営業さんにお願いし、数少ないジャパニーズウィスキーの在庫を勝ち取るわけです。

おわりに

地元の有力な酒屋さんに通って仲良くなり、会社帰りにイオンに毎日立ち寄るのがジャパニーズウィスキーを定価で購入するための一番の近道です。ドン・キホーテや、スーパーがあれば近くにあれば立ち寄っても良いかもしれませんが、あまり期待はできないようです。

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