テント泊で行く登山【入門】【持ち物一覧】

テント泊で行く登山【入門】【持ち物一覧】

テント泊で登山に行く場合の持ち物

登山を続けているうちに、登山口から目当ての山頂への距離があったりと日帰りでは行けない山が増えていくと思います。

また、都会の喧騒を逃れて静かな山の中で夜を明かしたいという方もいると思います。

そのようなこれから登山のテント泊を始めたいという方々のために最低限持って行ったほうが良いもの、あると便利なもの、私の経験を元にですがちょっとしたテクニックなど紹介したいと思いますので、少しでも参考になれば幸いです。

テント泊の持ち物

私が持っていく基本的な持ち物です。

夏山に1~2泊を想定したパッキング内容になります。

道具 モデル 備考
防水スタッフバック パイネ 60Lスタッフバック ザックカバーをつけるのが面倒なのでまずリュックにこれを入れて、この中に荷物を入れます。雨が降っても問題ないです。
トレッキングポール ローカスギア CP3 カーボンのトレッキングポール。荷物が重くなりがちなテント泊にはあると楽です。
グランドシート タイベックシート テントのグラウンドシートとして使用している210cm x 100cmのタイベックシート、Amazonで買えます。
小物入れ グラナイトギア スタッフバック コンタクトレンズ、洗顔シート、日焼け止め、化粧水、除菌シート、モバイル充電器、耳栓など小物を無くさないように入れています。
ヘッドライト PETZL(ペツル) ティカ 夜トイレに行ったり荷物を探すときに必要です。そもそも日帰りでも持っていたほうが良いです。液漏れで壊れるので普段は電池は外しておいたほうが良いです。
カップ DINEX(ダイナックス)マグカップ 軽くて丈夫な上保温性もありいいものです。温かいものを飲んだり、味噌汁を飲んだりとあると何かと便利です。
トイレットペーパー 食器を拭いたり、他にも色々と使います。トイレに紙がない小屋もあります。たくさん持っていく必要ないので使いかけを持っていけばいいと思います。
チャック付き収納パックB4サイズ ダイソー 百均でどこでも同じようなモノが売ってると思います。ゴミ入れに使います。口を閉められ意外に丈夫なので汁物もこぼれなくて便利です。
テント ヘリテイジ クロスオーバードーム 軽くて小さくてとても良いです。生地が薄いので③のグランドシートを敷いて使っています。他の記事で詳しく書いています。
薬類 ファーストエイドキット 絆創膏、頭痛薬、風邪薬、下痢止め、テーピング、靴紐の換えなど入れています。何があるかわからないので、人それぞれ自分に必要な薬を持っていくべきです。
スリーピングマット KLYMIT(クライミット)INERTIA-O zone(イナーシャオゾン) 使ってきた中で一番私に合ったマットです。パンクの恐れはありますが寝心地はとても良いです。体からずれないし、枕も一体化されていて、穴が空いているため軽量だし、ダウンが潰れないので温かいです。クローズドセルタイプのマットに比べて重いですが寝心地が格段に良いです。
追加でクローズドセルタイプを持っていくこともあります。
レインウェア下 モンベル バーサライトパンツ あまり使わないので軽いものを使用。これで全く困っていません。
レインウェア上 Teton Bros.(ティートンブロス)ツルギライトジャケット 肌触りが良くて着心地のいいレインウェアです。軽さのためにプルオーバーになっていますが、格好が良いし気に入っております。
寝袋(シュラフ) ISUKA(イスカ) エア180X 夏はこれで十分です。私は寒がりなので秋口からはモンベルのダウンハガー800#2を持っていきます。
クッカー、バーナー エバニュー チタンウルトラライトクッカー2
プリムス P-153
クッカーはエバニューの軽いやつ、引くくらい軽いですが、ガス缶は110の物でないと入らないので注意してください。
バーナーは、プリムスのスタンダードなもの。音が煩いですがパワーが有って良いです。手ぬぐいに包んでガス缶と一緒にクッカーの中にしまっています。
食料 モンベル クーラーボックス 保温パックに入れてますが、最近はフリーズドライ食品ばかりなので、他の入れ物でも問題ありません。冷やしたビールなどを入れて持っていってもあまり保冷されている感じはありません。上についたらぬるいです。
手袋 アウトドアリサーチ 夏でも意外に寒い時があるので年の為に持って行ったほうが良いです。
防水のほうが好ましいのでテムレスがおすすめです。テムレスは最近黒色が発売され、安いし機能性も抜群です。Amazonで買えます。
ダウン上下、着替え等 ダウンジャケット、ダウンパンツ、寝るとき用の長袖Tシャツ、替えの靴下を防水パックで圧縮して持っていっています。ダウンは夜着て寝ることが多いです。夏山とはいえ夜は寒いのでダウンジャケットは必ず持って行ったほうが良いでしょう。
フリースなどに比べて軽量で小さくなるため持っていきやすいです。

これ以外にも水や行動食、カメラ、財布、スマホ、地図など身につけるものをサコッシュなどに入れて持っていきます。

あくまで私の持っていく持ち物です、相手は自然ですので備えがあるに越したことありません。ご自分の体力に合わせて足りないものを足していただければと思います。

食料に関して

私は1泊の場合これくらい持って行きます。3食分になります。これとは別にバーやカロリーメイトなどの行動食も持っていきます。

今日の技術進化は素晴らしく、フリーズドライでもとても美味しいものが多いです。

軽い、簡単、うまい。お湯を入れるだけで簡単に食事を取れてしまいます。ありがたいことです。

おすすめはアマノフーズの丼ものシリーズです。私は親子丼が好きです。


アマノフーズ フリーズドライ 丼 3種類 親子丼 中華丼 牛とじ丼 各4食合計12食 小袋ねぎ1袋 セット

これをアルファ米の入れ物に入れてお湯を入れて混ぜて食べるだけでとても美味しいです。

楽だし、器もいらないのでおすすめです。

この他にも豚汁などのお味噌汁もてとも美味しいと思います。

また、私はこれらのフリーズドライ食品を持っていく時は入れ物から出してジップロックに入れて持っていきます。

ゴミが減るのでおすすめです。

食器としてジップロック スクリューロックを使っています。

1食分の食料を予め入れて蓋をして持っていきます。

今回はカレーメシを持っていきました。

食べ終わったあとは器として使えますし、蓋もできるのでとても便利です。これもおすすめです。


【まとめ買い】 ジップロック スクリューロック 保存容器 300ml (2個入)×2個

カトラリーはスプーンとフォークが対になったものを使っています。

お箸よりは汎用性が高いですかね。


Hovome,多機能フラットウェアセット 3 in 1ナイフフォークスプーンスパークの食器セットランダムカラーSet of 6

パッキングした様子

これらの荷物をパッキングするとこのようになります。

真面目にやればもう少しだけキレイに小さくパッキングできると思います。

私が夏季のテント泊に使っているザックはトレイルバムのバマーという容量30Lのザックです。

他の記事でも書いていますが、背負いやすく軽いとても優れたザックだと思います。


まとめ

このように夏の1泊くらいなら特に我慢をしなくても少ない荷物で楽しむことが可能です。

重さも8キロくらいなので一生懸命担いでいく必要もありません。

道具を揃えるのが大変ですが、日帰り登山を繰り返してきた方でしたら追加で用意するものはテントと寝袋、マットくらいだと思います。

テント泊をする事によって登山の世界が大きく広がります。

比較的ハードルの低い夏のテント泊から始めてみるのはいかがでしょうか。

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